その昔、Macintoshのハイパーカード用スタックで、「俳句メーカー」というものがありまして、セーラーマーキュリーこと亜美ちゃんの似顔絵の横に、五七五を内蔵のデータベースから組み合わせてでたらめに表示するというソフトだったのですが、亜美ちゃんの絵が付いていることからわかるように、データベースの語句にかなりの偏りがありました。
いつのことでしたか、まんが家、ときた洸一先生のお宅に遊びに行っていたとき、みずきひとし先生の手によってもたらされたそのスタックで遊んでいたと思いなせえ。
たまたま表示された句に、きわめて秀逸なものがありました。 |
「人生は 月野うさぎの 同人誌」 |
いや、これのどこがどう秀逸だと言われても説明に困るのでありまするが、そこは察してくれたまい。 |
「人生セーラームーン」という意味があるんだかないんだか、とっても深いこの言葉をときた先生が思い付かれたその背景には、きっとこの俳句メーカーの馬鹿句があったに違いありません。
何かのはずみで出たこの言葉をホームページのタイトルとして頂戴しました。 |
わたしがセーラームーンにはめられたのは、ときた先生が「機動武闘伝Gガンダム」をコミックボンボンで連載されていたみぎりでございました。諸般の事情で臨時にベタ塗り程度のアシスタントをつとめることになった私は、数日間泊まり込んでいたのでありますが、その私をもてなす(笑)ため、これでもかというくらいセーラームーンSのビデオを見せてくださったのであります。 |
もともと本放送の無印セーラームーンはリアルタイムでときどき見ていたのでありますが、先生のお宅から帰った私は、すでに人としていかがなものか状態に陥っておりました。当時発売されていたLDを全部買ったあげく、それでもまだ満たされないのであります。 |
セーラームーン飢餓状態を満たすために、以前一度ビデオを見せられて「ダメだこれは」と思っていたセーラームーンミュージカルのビデオまでもレンタルショップで手にとってしまった私は、まさにどうかしていたと申せましょう。 |
思えば、これが人生最大のアヤマチでありました。そのビデオとは、当時最新のミュージカルビデオであった、 |
「ミュージカル美少女戦士セーラームーンS」でした。 |
セーラーマーキュリー水野亜美役の森野文子に一撃でメロメロになってしまった私は、以後転落の一途を辿るのでありました。 |
このページは、もと「麗明舎Digital Image Gallery ANNEX」の中の1ページとしてオープンしたものですが、神戸みゆきちゃんの17歳の誕生日を記念して(嘘)、独立のホームページとすることにしました。 |
この先、どの程度セーラームーンミュージカルに関わることになるのか我ながら謎ですが、とりあえず何かぽつぽつとかいて行くつもりです。 |