戦闘服・変遷の歴史(暫定版2002.1.19)


2001年春公演現在、戦闘服(というらしい)のデザインはほぼ固定していますが、内部戦士はアニメ版SuperS後半〜セーラースターズ準拠、外部戦士はアニメ版S準拠と、多少デザインの指向性が違います。(セーラームーンは、セーラースターズまでありますケド)

ここでは、まずセーラーマーキュリーの衣装を例にとって、いかにしてデザインが洗練されてきたかを振り返ってみます。
本当はブーツも結構変わっているのですが、とりあえず、共通点の多い胴体部分について。

ダークキングダム復活編
(CDジャケット)

解釈違うんぢゃないか、と思ったヤツです。セーラーカラーの肩の部分が立ちすぎていて、まるでシャイニングガンダム状態です。

・胸のブローチは金属板に小さい宝石(笑)があしらわれていて、デザインは全員それぞれ違いますが、割合単純なものです。
こんなの→ 

批判が多かったのか、実際の舞台では使われなかったようですね。

ダークキングダム復活編〜

・実際に公演に使われたのは、このバージョンでした。
・色味が大幅に変わり、アニメに近くなりました。リボンと肘のガードは金属光沢系の素材に変わっています。
・ショルダープロテクターと、腰のベルト(笑)に飾りが付きました。
・チョーカーのブローチは、オリジナルデザインで、全員形が違います。前よりも豪華な感じになりました。
・胸のブローチは大型かつ凝ったものになり、全員それぞれ違うオリジナルデザインです。
こんなの→(これはマーズのですが)
基本的には、金属板にイメージカラーの宝石(笑)があしらわれたデザインです。


ミュージカル美少女戦士セーラムーンS

・セーラーカラーの線とリボンの縁取りが、ギャザー入りになりました。
・スカート丈に微妙な変更がある気もするのですが、よくわかりません。
ミュージカル美少女戦士セーラームーンスーパーズ以降

アニメ版がスーパー戦士に変わったのに合わせたデザインの変更です。


・ショルダープロテクターが白になり、袖口に透明のパーツが付きました。
・胸のブローチは、ハート型の立体のものになり、真ん中にイメージカラーのまるい宝石(笑)がはめこまれています。デザインは内部4戦士全員共通です。
・チョーカーのブローチは、星形になりました。これも内部4戦士共通です。
・マーキュリーのイヤリングは、3連ピアスをイメージした耳に直づけのものに変わりました。
・腰のリボンが長くなりました。

この時期、アニメのほうは、基本的に全員同じデザインとなり、変身スティックも、内部4戦士共通の形でエンブレムだけが違うようになりました。おもちゃもエンブレムを交換すれば、1本で4戦士使い分けが可能です。これは、聞いたところによると戦士別のアイテムにすると、あからさまに売れない戦士のものがあったからだとか。
暗黒のプリンセスブラックレディ誕生[改訂版]以降


・ひさびさに一斉の新調です。

・実際には、2001年秋のファン感謝イベント、セーラームーン10周年記念イベントから使われました。

・ショルダープロテクターの付け根にあった、各戦士色の切り替えがなくなりました。
・スカートの素材が、高級感のあるものになりました。(色味も少し変わっているのと、赤外線をよく反射する素材のようで、ビデオ撮りすると、かなり色が変わって見えるようです=とくにウラヌスのもの)
・スカートのボリュームが増え、ギャザーが増えるとともに、裾の広がりも大きくなりました。

附記・パンフレットの写真では、外部戦士の戦闘服は変更されていませんが、公演時には新しいバージョンになっていました。

このページは、適宜増補をおこなってゆく予定です。

お願い

チョーカーやブローチなど、細部がわかる当時のパンフレットなどをお持ちの方、該当部分のコピーで結構ですので、資料を提供していただけないでしょうか?

しかし、腰のリボンはいったいどのように固定されているのでしょうか?

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